OD 5W2H手法 (93.12作成)


1.5W2H手法とは (95.12改訂)


意思決定条件を「5W2Hの定義」に定める使用法に基づく5W2H項目で 整理する手法である。
ここでいう意思決定とは、組織における本格的なものだけではなく、個人が何かの案件について決定する場合も含む。

  1. 5W2Hとは次の項目である。

  2.   一般的説明 改善案件のときの標準用語
    Why
    What
    Where
    How
    When
    Who
    How Much
      何のために(効果)
    いかなる問題を解決するか
    いかなる対象範囲を
    どのような方法・解決策により
    どれだけの時間をかけて
    どういう体制で……人
    いくらかけて………金
      目的・ねらい(効果)
    課題(改善すべき問題点)
    対象範囲
    実現手段(システム案)
    実現時期
    実現体制
    必要費用

       
  3. 5W2H項目の定義を図OD−1「5W2H項目の定義」に示す。当方法論手法では、通常はこの定義に従って5W2Hを用いる。

  4. 意思決定は、期待成果と投入資源のバランス判断(どこでバランスをとるか、あるいは案が決まっているなら、採用するか否か)である。Why、What、Where、Howが期待成果側であり、When、Who、How Much が投入資源側である。



  5. 5W2Hを丸い三角形で示すと、図OD−2のようになる。





2.5W2H手法の利用目的(Why)